医師の就労形態は、大きく2つに分類する事ができます。それは、医師常勤と医師非常勤です。常勤では、医療機関が定めている労働時間をフルタイムで働く事となります。つまり、一般企業に置き換えると正社員のサラリーマンといったところでしょうか。一方の非常勤は、医療機関が定めている労働時間の一部分だけ働く事となります。こちらも一般企業に置き換えてみると、アルバイトやパートによく似ていると言えるでしょう。このように、医師の就労形態も一般企業とよく似た部分があるのです。では、どちらの就労形態で働いた方が良いのでしょうか。一般的には、医師非常勤として働くよりも、常勤として働く方が待遇が良いとされています。福利厚生の優遇、社会保険料の半額を病院が負担するといった控除などを、勤務している医療機関から受ける事ができるからです。また、常勤の場合、上記の保険料控除などを差し引いた金額に対して、所得税が加算されます。その為、常勤で働いた場合、手取りの給与が非常勤よりも多くなります。こうした待遇の充実度から、常勤として働く方が良いと言われています。しかし、雇用する医療機関側から見てみるとどうでしょうか。常勤の医師を雇うと、保険料の出費などが必要となります。こうしたコストを少しでも削減する為に、医師非常勤を雇用するというケースも増えているのが現状です。その為、常勤の医師が本来ならば必要な場合でも、医師非常勤を雇用しているという医療機関も少なくはありません。